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六花亭今昔 ブログトップ

志田病院と六花亭 [六花亭今昔]

六花亭はむかし帯広千秋庵といった。
志田病院には児童のころに扁桃腺の切除手術をし、入院した。
かぜをひくと発熱する、そのたびに扁桃腺は腫れた。
気を紛らすためでもあったのだろう、母親は、ちかくの六花亭(帯広千秋庵)にわたしを連れていく。
母親がただたべたかったからなのかもしれぬが。
おきまりは、ホットケーキとなぜかトマトジュースであった。
2階のパーラーはひろく、ゆったりしていた。
なぜトマトジュースであったのだろう。
トマトの赤があまりにあざやかであったのか。
塩味がホットケーキの甘さとマッチしたのか。
いまもってわからない。
ホットケーキは2枚であったか、3枚であったか。
バターがとけて、たっぷりの蜂蜜をあるだけかけた。
もしかして皿までなめたのかもしれない。
そんな息子を母親はたしなめたのか、たしなめなかったのか。
贅沢であった。


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六花亭のリッチランド [六花亭今昔]

六花亭がまだ帯広千秋庵であったころから、リッチランド(サイロの形のチーズサブレ)のつつみには地元児童の詩が載っている。
ちびっこの詩で、おもわず膝をたたいたものがある。
スケート大会という中野くんの詩だ。
スケート大会で、レースまえ、あんなにふるえていたのに、レディ ゴウ、のときは、それまでのふるえがとまり緊張もさむさも一しゅんでなくなる。
というものである。
わたしはいまでもそのつつみを机のよこにはってある。
集中とは、じつにこのことをいう。
しばしばサッカーなどで、集中集中なぞと、いいあうが、あれは集中なぞできていないあかしでしかない。
集中とはしずかにふかく沈潜するものであるからだ。
六花亭のリッチランドにしたためられた明朝(みんちょう)のどこかふるくさい書体をみるたびに、わたしはなえてしまいそうなこころをふたたびふるいおこすのであった。

http://www.oda-kikin.com/sairo.html


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